「スパシーバ」だけで旅するモスクワ<新アルバート通りに行こう!> |
歩行者天国のアルバート通りと違って、新アルバート通りは車がビュンビュン行き交う幅の広い道路。
その両脇にはビルが建ち並び、いかにも「イマドキ」な商業施設も多く見られます。
センスのいい広告
歩行者用のストリートもゆったりと幅広く、時にはメリーゴーランドが出ていたり、「本」がテーマのイベントが行われていたりと、オシャレな期間限定の娯楽施設も現れます。
なぜだか行列ができていました。話題のレストラン…でしょうか? モスクワっ子は意外とミーハー
私がここで必ず立ち寄るのは、大型書店ドム・クニーギ。書店と言っても本や雑誌の他に文房具、雑貨、レコード(CDもあるけど、文字通り「クール」なレコード)なども展開。個人的には古書、切手のコーナーも見逃せません。
ドム・クニーギは創業50年
ドム・クニーギの前で子どものワークショップが行われていました
古書のキオスク。オシャレ!と思っていたら、次に行ったときにはもう閉店していました…
もうひとつ、私がここのところいつも新アルバート通りで立ち寄っているのがシネコンのカロ。映画鑑賞が趣味の私は、ロシア語も英語もできないくせに、モスクワでも強引に映画を観ます。言葉が分からなくてもなんとなく話の展開が分かる、巨大ハリウッド映画を選びがちですが。
ちなみにロシアでは、ハリウッド映画も日本より公開が早く、ロシア語吹き替え版が主流です。もちろん、日本と同様にスクリーンタッチですいすいとチケットが購入できます。
グッズやパンフレット…の類いはなくて、ポップコーンやコーラを片手に仲間とわいわい楽しむのが、ロシア流の映画鑑賞のようです。モスクワっ子に混じって言葉の分からない映画を観て、私は等身大の飾らないロシアを体感します。
料金はこのときで約1000円。曜日や時間によって割引があったりもします
ロシア人は日本のアニメが好き。たいていの人は「トトロ」を知っています