「スパシーバ」だけで旅するモスクワ <モスクワシティに行こう> |
モスクワの観光地、クレムリンやベルニサージュなどに行くことは、東京に訪れて浅草と皇居を見に行くようなものだと思っています。
外国人から見てもとても魅力的な場所ですし、私自身も毎回必ず足を運んでいる場所。とはいえ、そこだけがモスクワの全てではありません。
これまで2度しか足を運んでおらず、しかも「もう二度と行かないかも」と思っている場所に「モスクワシティ」があります。
モスクワのなかに計画的に建設された新たな「街」。巨大なビルが立ち並ぶ、ビジネスやショッピング、レジャー面でも最先端の街です。
どうして私がそんな場違いなところに足を運んだかというと、なんと指人形のターニャの娘さん、マーシャの働くオフィスがそこにあったから。
シティの会社で働いていたマーシャは、上司に理解があって現在は子育てしながらの在宅ワーカー。おうちでロシア料理を振る舞ってもらっていると忘れがちですが、実は都会で働くキャリアウーマンでもあったのです。
2013年、マーシャとの待ち合わせで足を運んだのがモスクワシティ内のアフィモール。現在は閉鎖されていますが、当時はマトリョーシカのユニークな立体アートの展示があって、「これを観に行こう」と誘ってくれたのです。
しかしこういうところが肌に合うかと聞かれたら…私はやっぱりベルニサージュやセルギエフ・ポサドが好き。
とはいえ、皆さんがもし「新しいモスクワ」に興味があるようでしたら、ぜひ立ち寄ってみてください。
今回で「モスクワ旅行ガイド」は終了。書くたびに「誰も読んでいないな」と実感するリアクションのなさでしたが、頑張って書き上げたつもりです。少しでも旅のお役に立てば嬉しいです!
他にもロシア旅行について知りたいことがあれば、メールや電話、来店などでいつでも遠慮無くご質問くださいね。